おくんちレポ２００６

⇒　長崎くんち（基礎編）

今年のおくんちは、土・日・月と３連休＋秋晴れ

という、絶好のくんち日和だった。

万屋町の傘鉾　（写真クリックで拡大）

が、今年はほとんど、まともに見ることができなかった。。

娘の梢（2歳10ヶ月）に振り回されたのだ。

桟敷券も入手してなかったし…。

そん中で、かろうじて撮った写真を載せときます。

（来年こそ、じっくり見るぞ！）

一日目は、父娘二人で、大波止（夢サイトのあたり）に行った。

着いたらちょうど、お旅所でクジラが奉納踊りをしているところだった。

「お、いいタイミングに来たな。」

と思ったが、梢が一緒なので

人ごみの中に分け入っていくこともできず、

人ごみの後から見ることに。

が、梢から

「見えん！」

と言われ、肩車をする。

写真を撮りたいのでちょっとだけ下ろすと、すかさずまた

「見えん！！」

と言われるし。。（-_-;）

この黒い巨大な張りぼてにみんな熱狂

今年は龍踊り（じゃおどり）が無い年。

で、一番の目玉は7年ぶりに出て来た、このクジラ。

梢はこれですっかり「クジラ」を覚えた。

いつもながら、すさまじく並んでいる梅ケ枝餅

今まで気がつかなかったのだが、

本物の梅ケ枝餅屋は実は３軒しかないらしい。

（それ以外は枝ではなくて杖だったりと、微妙に名前が違うんだとか。。）

で、その本物の３軒には毎年「なぜ？」ってくらい人が並んでいる。

こちらは築町にある床屋さん（たていし）が毎年展示している

恒例のくんちフィギュア。

すごく精巧にできている。

２日目。この日は、夕方から一人で見ることができた。

なので、短時間ながら思いっきり庭先回りを堪能できた。

中央橋でバスを降りたら

偶然にも、ちょうどクジラが来ていたところだった。

ものすごい数の人がクジラを取り巻いている。

キラーン

この目！！

少し追いかけていったら、県庁前にて

名物の「クジラの潮吹き」をうまく写真に収めることができた。

かなり盛大に吹き出る。

ちょうど潮吹き部分に光が当たって、

いい感じにわかりやすく撮れた。

ただ水が出てるだけなんだけど、

なぜかわからんが、すごく嬉しい。

満足！

  本踊り

こちらは桶屋町の本踊り。

ヴェローチェの前でひと踊り。

ドラッグストアの前でひと踊り。

こんな感じで一軒一軒回っていく。

淡々とこなしていく姿はなかなか“萌え”です。（^^;）

今年は丸山町が41年ぶりに踊町になった

ということで、長崎検番が披露する本踊りも

見たかったのだが、機会に恵まれず

ほんのちょっとしか見られなかった。。（残念）

丸山町の本踊り

  御朱印船

アーケードを歩いていると、遠くから巨大なものが…！

どわ～ん。

御朱印船！

この手の巨大ものは、庭先回りなどで近くから見ると

すごい迫力がある。

こんな感じで、一軒ごとに呪文みたいなものをかけていく。

  川船

くんちの中でコンスタントに人気のある川船には、

夜の８時過ぎに、ちょっとだけ見ることができた。

  中秋節

今年はたまたま中秋節（旧暦のお盆）とも日にちが重なり

中華街は、黄色いランタンでこれまた華やいでいた。

この色のランタンははじめて見た。

  ３日目

おくんち最終日である、後日（あとび）。

この日は、かみさんと梢と３人で

また街へ繰り出したのだが…

巡り合わせが悪く、どこの町の庭先回りとも遭遇せず。

ちょっとだけクジラを目撃したので、追いかけたのだが

梢連れだと機動力が著しく悪くて追いつけず…。

結局、ティアで食事をして、浜屋で枕を買って家に帰った。

今年は「オランダ万才」もあったのだが、

結局これには一瞬たりとも遭遇できず。。

テレビで見ただけと相成りました。（これがすごい残念）

⇒　長崎くんち（基礎編）

2006.10