長崎ガイド 長崎ガイドTOPへ


初めての一人旅 
 
旅行者:ヤチ様   出発地:石川県  旅行した日:2004年8月

8月21日、小松空港より福岡へ乗り入れる。お昼は「博多一風堂、本店」にてガイドブックの写真を見せて「これ、ください」。
お店の元気が伝わってきて、なんだか気分が良かった。(博多ラーメンって、麺が細いんですね・・・。)

22日は「かもめ」で長崎へ。隣に座った70才前後のご婦人にお説教され続けること、1時間。やっと途中で降りてくれた・・・。いわく、「若い女?のひとり旅なんて。何を考えるんだ。」
その後、長崎に着くまではもっと悲惨なことに、電車で乗り物酔いをおこしてしまい、残り約1時間のうち、(断言できる)50分はトイレまたはその周辺の連結部分のスペースにいた・・・。
そして、一人旅に出たことを何だか後悔し始める。

諫早から長崎に永遠に着かないのかと思うぐらいの時間を過ごし、グロッキーな私は転げ落ちるようにホームへ。「長崎についたぞぉーー!!」と心の中で弱弱しく叫び、「ルークプラザホテルへ行ってください」とタクシーに乗り込む。本来の予定では、駅の観光案内所にて「手ぶらで観光」を利用し、荷物のみホテルに直行し、わたしは市内観光を満喫するハズだったのに・・・。

時計の針は午前11時を回ったばかり。ホテルのチェックインは13時からだったが、顔面蒼白な女が「具合が悪い」と訴えた為か、ホテルの対応は超親切。VIP対応のように「とりあえずこちらの部屋に。」と、普通のお部屋に通してくれた。
がっ、1時間後にはすっかり元気になってきてしまう。そうなってくると、遠路はるばる長崎にまで来て真昼間から寝てるのがもったいなくなり、速攻で観光にGO!!(ホテルの方、本当にごめんなさい・・・。)

元気になったら急にお腹が減ってきた・・・(一体なんなんだぁ~)ので、まずは腹ごしらえ。ホテルサンルート長崎1階の串庵にて、1,000円のランチを注文。まぁまぁのお味と満足するボリューム。
そして、いざっ!市内観光へ。まずは、路面電車に乗り、定番のグラバー園に。「長崎ガイド」にて予習したとおり、四海楼が目の前にあり、12年前の修学旅行の記憶が鮮明に思い出され、懐かしく感じられたが、いきなりオルゴールを購入してしまった。お店は石川県の山中温泉にもあるのに、わざわざ長崎で買わなくても、とも思ったけど。

その後、中華街を散策したり、お決まりの観光を満喫?する。(路面電車に乗り間違えて、行ったりきたりすること2回。)
手荷物がどんどん多くなっていき、疲れてベンチで一休み。(ちょっぴりホームレスのような外観っぽい。)

夕食は「なつめ」というところで、6千円のコースを注文。すっごく、おいしぃーし、お腹がいっぱいになった。幸せな気分でホテルに戻ると、夜景の見える部屋に通してくれたうえに、「ご気分はいかがですか?」などと気を使わせてしまい、昼間の出来事が恥ずかしい。
ウエルカムサービスのケーキをラウンジにて頬張っていると、なにやら「どん。どん。」と外から物音がするので、スタッフに尋ねると、「港で花火が上がっているんです」とのこと。ってことは、部屋から見えるってことなのに、のんきにケーキを食べている場合じゃ・・・と、部屋にすっとんで帰り窓からの素晴らしい夜景を眺める。ワンダフル。

翌朝、長崎原爆資料館を訪ね、近くの宝来軒別館にてお昼に「鶏皿うどん」を食べる。全部食べきれずに、残してしまった。
その後駅に行くと、ちょうど2分後に発車する「かもめ」が停車中だったので、それに乗り福岡に。幸い、薬の効果か今度は乗り物酔いにあわずにすむ。博多駅にて更にお土産を買い込み、空港にてまたお土産を購入する。(一体そんなに誰に・・・)

福岡→小松のチケットが取れなかったので、いったん東京へ。飛行機から空港バスに乗り込むと、そこには何と「おすぎ」がいた・・・。(怖くて目を合わせられなかった。)

初めての一人旅は私にしたら上出来で、気分気ままに行きたいところへ行き、欲しい物を買い、食べたいものを食べ、リフレッシュ効果の高いものとなりました。
九州、特に長崎の方にはとても親切にしていただき、うれしかったです。また行きたいです。

 


やはりバイオパークはよかった 
 
旅行者:坂東様   出発地:名古屋  旅行した日:2004年5月

私は、名古屋に住んでいます。

今ごろになって、なんですが。
今年の5月に、長崎に遊びに行くにあたり、こちらのHPは、大変参考になりました。改めて、ありがとうございました。

長崎に行く、2日前に、静岡の掛川にある、花鳥園に行きました。
そこには、鳥たちが、たいへん馴れていて、手から餌を食べるのです。おのずとバイオパークへの期待が高まります。

長崎港から直行の船でハウステンボスに行ったんですが、ホテルに着いて、荷物を置いたら、無料の送迎バスの時間に合わせてチャンポンを食べ、いざバイオパーク!

やはりバイオパークはよかった!
以前にズームイン朝!で紹介されたときは、カピバラだけを見せていましたが、小さいサルたちのかわいさと言ったら・・・

以前にと言ってももう20年くらい前に、行った人が言うには、サルたちの餌は、紙袋に入った、うじむしだったそうな。 (うぎゃぁ~)
今は、レーズンでよかった~~~

長崎原爆資料館では、あまりのすごさに息を飲み、こんな事が二度とあってはならない。と。よくぞここまで町が、生き返って、人間の力に、敬服するばかり。

修学旅行生が多く、町が混雑して、でも市電が便利に走っててほんとに観光地だなぁと。みょうに感心したり。(当たり前なんですが)
旅行にレンタカーは付き物なんですが、車はちょっとというこちらの忠告に従い、あーやめて正解だ。とか。行く前に、ほんと参考にさせてもらいました。
長崎港クルージングもなんか、マニアックな感じで楽しかった。
乗員のおじさんが、テープで、流れるより前に、解説してくれたり。

ちゃんぽんもどこで食べても、おいしかったし。

ありがとうございました。

 


レンタカーでの長崎旅行
  
旅行者:川合様   出発地:福岡  旅行した日:2004年10月

貴殿の長崎ガイドをネットから拝見・プリントアウトし、これを頼りに「くんち」の最終日(10月9日)に夫婦で長崎を訪れました。これは、その印象記です。

長崎、何となく異国情緒をそそられ、横浜・神戸とは違った語感・雰囲気を感じさせる名を持つ街。
福岡単身を活かして、横浜から家内を呼び(真相は彼女が「修学旅行以来(四十有余年)だから、行きたい行きたい!」)、福岡~長崎(泊)~島原・雲仙(泊)~有明フェリーで玉名~福岡、都合二泊三日、レンタカーでの長崎旅行。

1.車でも廻れます。
この日は土曜日でしたので、確かに夕刻の一時はちょっと混むように見えましたが、首都圏や阪神地区などの混雑に較べれば何と言うことはありません。最近のレンタカーは「ナビ付き」がありますから、初めてでも大丈夫。パーキングも、一部を除いてちゃんとあります。
ただ(この街は少々長細いですが)、剣客(健脚!)なら、著名なところは充分に歩ける大きさ(小ささ?)です。観光シーズンには、整いながらもゴチャゴチャした町並みを愛でながらハイク気分で歩き回るのもよいでしょう。勿論、途中にレトロ感覚一杯の「路面電車」の楽しみを入れるのもお奨めですが…。

2.平和公園付近
ご案内のとおり、この付近は「人とは何か?・私達は何をしてきたのか?」を改めて感じさせるところです。余分な言葉よりも、よく見て・知って・感じるところでしょう。
また、この平和公園、如己堂、浦上天主堂、爆心地、原爆資料館は、ひと歩きの範囲で、私の嫌いな「都会のクモの巣網状電柱・電線」が少なく、街路樹が整ったなだらかな坂や商店も結構綺麗で、素晴らしい町並みです。住んでみたくもなりますね。

3.グラバー園周辺
中華街にあるワシントン・ホテルに車を置いて、市電で大浦天主堂・グラバー園に出かけました。
グラバー園に向かう市電の車中から、大きな客船の停泊中を発見!これ、日本郵船の豪華客船「飛鳥」でした。このことは後で。

大浦天主堂
さきの浦上天主堂は現在改装中でじっくり見れませんでしたが、大浦天主堂は拝観させて頂きました。浦上・大浦の天主堂には、この街(と云うより九州西北部圏)のキリスト教(=私が受けてきた都会風の印象とは若干違う、日本風(もっと云えば土着風)の趣きと、人間の業とでも云うべき何か)が感じられます。

グラバー園
この庭園、今は三菱重工(造船)の所有ですね。そう云えば長崎は三菱城下町と云えるでしょう。
昔(私達の修学旅行当時)は単に「グラバー邸」と云っていたと思いますが、いまや一大観光庭園です。あの頃も、こんなに「〇〇邸」がありましたかね?
グラバーさんやその他の方々、オペラ「蝶々夫人」にまつわる事々など、じっくり見学させて頂きました。
さあて、門前市とでも云う商店街でお土産を…、ところが!

4.豪華客船とくんち
グラバー園を終えてから帰りにちょっと見に行こうと思っていましたが、グラバー園を巡り終えそうになったとき、女房が突如、
「パパ、何か賑やかになってきたわよ。ひょっとしたら!」
で、お土産物色もそこそこに、いそいで岸壁に駆けつけましたが、果たして!5時の「飛鳥」出立に合わせて出航前の30分間、「くんちの賑わい」を岸壁でやってくれるではありませんか!
「唐獅子踊り」まで楽しませて頂いた上に、出航見送りのセレモニーも堪能!久し振りに紙テープの乱舞を見ました。儲けた儲けた!
徒歩で「県立美術館」建設中の開発地域を抜け、お旅所界隈の屋台の賑わいを楽しみつつ、さて夜景を見に…。

5.稲佐山・ロープウエイ
日本三大夜景のひとつと謂われる稲佐山からの長崎の夜を遠望しに、ロープウエイに乗って出かけました。
が、このロープウエイ、市営(業務はどこかの会社が一括請負?)だからか、まことにショボイ(!)し、先ず以って、麓の駅の侘びしさは頂けません。
夜景を楽しみに行くのですから、当然、夕方出掛けるでしょう。私達も「くんちの屋台」を冷やかしてから、近くの停留所からバスで行こうとしましたが、「ロープウエイの駅(発着所)はどこ?」状態なのです。町の人は行き方を余り知らないし、バスの運転手さん数人に尋ねたところ、皆さん、これまた違うことを仰るのです(この訳は後で判ります)。
それやこれやで適当に方角を決めて(途中、余計なバス乗り換えもして)、やっと辿り着いたロープウエイの駅は、薄暗い神社の奥にあります。
捜しにくい看板を頼りに駅に向かうのはなんとも侘びしい限りです。当然観光客は少ない。6時過ぎの出発時間に駅にいたのは、我々夫婦を入れて7人でした。
それもその筈、料金が高すぎます。長崎市として、路面電車はうまくいっているのに、これはどうしたことでしょう!
帰りに気付いたのですが、実はもう一方に「スカイ・ウエイ」とやら云う数人乗りゴンドラがあり、この方が安く、カップルだけでも乗れるし、発着所に駐車場もある!みなさん、車で行って「スカイ・ウエイ」に乗ることをお奨めします。バスの運転手さん達、ロープ…とスカイ…を混同して教えてくれたのですね、遠征してくる観光客にはわかる筈がありません。
さらに加えれば、、山頂の展望台のレストランも閉鎖状態!でした。

六甲山(神戸)函館山(函館)に較べてどうか?明るさ・眩さは神戸、スケールの大きさなら函館です。稲佐山からの夜景もそれなりに景観ですが、今の状態を何とかしないと、長崎が誇る「三大〇〇」が泣きますよ。まあ、それほど市が力を入れるほどでもないのかもしれませんが。

6.中華街
それやこれやで帰りが遅くなり、ホテル帰着は午後8時半過ぎ。すきっ腹で、さあ「ちゃんぽん」と、出かけました。
中華街、申し訳ないが横浜のそれとは一桁ぐらい違う大きさ(小ささ)。でも美味い「本場ちゃんぽん」が頂けるなら…、ところが、残念ながら超有名店で、「この時間は、コース料理以外はダメ!」、「エエーッ、まだ9時前よ!」。くんちの夜だし、折角の観光客を大事にしなきゃ!
こうなったら、ホテルの人が教えてくれた「我々もよく行く店」へ。
ちょっと量も具も少なく、別に餃子・酢豚を追加しましたが、結構美味しかったし、お店の人はどこかのように高飛車でなく満足しました。しかし、しゃくではありますが、家内のご近所へのお土産は、やはり「江山楼のちゃんぽん」でないとね!いろいろ買いましたよ、「うひゃーっ、高っけーっ」でしたが…。
その後、また夜店を冷やかしに、二人で夜歩き。最後はスターバックスのコーヒーを買って、グラバー園前で大急ぎ買っておいた「弟子焼き」を頂きました。「弟子焼き」うまい!

7.諏訪神社
翌朝、諏訪神社に向かいます。
昨日買えなかったカステラ、ガラス細工などのお土産を買ってから、スイスイと諏訪神社へ。境内では、くんち観覧席の撤去中でした。
この神社良いですね。境内の佇まいと言い、社殿の備えと言い見事なものです。
境内のいろいろな狛犬など見どころを巡って月見茶屋で一休み、美味しい「おはぎ(ぼた餅)」を頂きました(→ ぼた餅(牡丹餅)は春、秋はやはり「おはぎ(お萩)」の方が情緒があります)。
本家の諏訪大社を知っていましたので、このようなところに諏訪神社とは!と、多少驚きの印象です。

8.崇福寺
ご案内のとおりでした。ただ、建物全体がが少し草臥れてきてますね、国宝の門、同本殿も。国宝だから簡単には手出しできないのかもしれませんが、補修の必要ありと思います。
裏山は急な斜面ですが殆ど「墓地」なのですね。かなり古い墓石が沢山あり、有名な人たちも眠っているとか。
ここの駐車場はちょっと判り難い。探せずに諦めて帰ってしまう観光客が居ました。こちらは、嗅覚の鋭い「家内」がついてますから、門の脇からの侵入路を簡単に見つけてパーキング(諏訪神社もそうでした)。タクシーの運ちゃんもビックリ!

9.終曲
崇福寺を終えて、まだまだ寄りたいところはあったのですが、島原・雲仙にも見たいところがあり、後ろ髪引かれる思いで長崎を後にしました。
この先は、長崎バイパスなど便利な道は使わず、一般道を「~諫早~島原半島東側を半周~島原城・武家屋敷~普賢岳(噴火被災)の爪痕を巡り、雲仙観光ホテル到着は午後5時過ぎでした。
余談ながら、雲仙観光ホテルは69年前のこの日(10月10日、当時は県営)オープン、丁度70年目に入る日で、往時を偲ばせる食堂での夕食後、記念のミニ・コンサートまであり、ユッタリとした時間を過しました。
以上、私流の長崎レポートでした。

 


腹痛を感じはじめ…
  
旅行者:かぶえ様   出発地:東京  旅行した日:2004年10月

先日10/1~3まで、貴サイトをほぼそのままガイドにして長崎へ一人旅をして参りました。

初日、空港着後バイオパークへ直行しました。船で時津港へ、時津からはバスで。船の時津着とバイオパーク行バスの連絡があまりうまくなく、バス待ちに1時間くらい・・・。ちょっともったいない思いです。
バイオパークはそれはもうすてきなところでした。
園内には、幼稚園の遠足らしき団体と、数組の個人客。
平日とはいえ、これこそ実にもったいない!
約2時間滞在し、またバスで市内にもどりました。
そういえば、往復ともバスの運転手は同じ方でした。 路線バスにしては、えらい距離ですよね。そんなもんなのでしょうか。

市内へ戻り、宝來軒別館で鶏皿うどん(太)を食べました。おいしかったです。
その足で、夕暮れの平和公園と原爆中心地を散策。
しかし、その頃からどうも腹痛を感じはじめ、暗くなって夜の眼鏡橋とグラバー園を見学しましたが、痛くて痛くて悲しくて、なにをみたのかあんまり覚えておりません。

で、翌日早朝と晩に救急外来にかかりました。
残りの日程は病院とホテルのベッドで過ごすことになり、計画はほぼパーに。
2日目は、佐世保バーガーを食べに行きたかったのです。
最近、中野で食べました。美味しかった、しかし悔しい!

宿泊はホテルモントレでした。
一人旅の病人に対して、とても親切でよくしてくださいました。
こちらのホテル、立地も環境も、お部屋もよいと思います。
AIR&HOTELの格安パッケージツアーで参加したのですが、標準料金で設定されていたので、値ごろ感はばっちり。
・・・ずっと寝ていたところに、お得もなにもないですが。

年が明けたら、冬のランタン祭りにあわせて再訪予定です。
楽しみです。


 

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