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おくんちレポ2005

⇒ 長崎くんち(基礎編)

 

  公会堂前広場

 

今年は初日・公会堂の招待券をGETできた。

早く行った順に良い席に座れるらしいので

「よし!明日は5時起きだ!」

と意気込んでいたのだが、6時にかみさんに起こされ、ようやく起きる。

会場についてみたら既に怒涛の人だった。

6時起きでは遅すぎた。5時起きでも遅かったかも。

着いたらもうすでにこんな並んでた…。

公会堂前会場の中はこんな感じ。

会場にはミスロマン長崎のかたがたもいらしたので、

どさくさに紛れて写真を撮らせてもらった。

ではさっそく、今年の本場所の様子から。


沸き立つ場内

 


  今博多町・本踊り


本踊りとは、「くんち本来の踊り」という意味があるらしい。

いわゆる「踊り」だ。(こ、こんな説明でいいんかな?)

今年行われた今博多町の本踊りは「鶴」がモチーフで、
パタパタ鳥のように羽ばたいていた。

このようなバックバンドがつく。



  魚の町・川船


続いて登場したのは、川船。

波に扮する浴衣を着た人が船を引く。

見せ場はコレ。船をグルングルン回す。

動画も撮りました。(ファイルサイズ:1.7MB)

 


  玉園町・獅子踊り



中国風の唐獅子。

日本の獅子舞と違い、毛がもじゃもじゃしててカラフル。

子供が玉を持って獅子をリードする。

かわいい…。

獅子は寝たり、毛繕いをしたり、ノミ取りをしたりと

生活感にあふれた動きをする。面白い。

唐獅子かわいいなぁ。


  江戸町・オランダ船


中国の文化があったり西洋の文化があったりするところが

江戸時代唯一の貿易港であった長崎らしい。


オランダ船


ドラムなど西洋の楽器が乗る

でもって、見せ場はやはり船回し。

子供用の小さいオランダ船も登場。
船の上にはチューリップが積んである。
当時こんな感じでオランダより伝来したんだろうか。

でもって、やっぱり回す。

 


  籠町・龍踊り



長崎くんちと言えばやはり

一番有名なのが龍踊り(じゃおどり)だが、

これはさすがに迫力があった。

まずなんと言っても長い

(全長20メートル、鱗の数は8000枚だそうだ)

顔もかっこいい。

でもってこれを、屈強の男たちが振り回す。

ちなみに龍(じゃ)は全部で200kgくらいあるらしい。

すごい屈強っぷりだ。

こちらもまた動画です。


長ラッパ、銅鑼などによる独特のサウンドも印象的。

 



  おくだり



13時から始まる「おくだり」を見てきました。

見物人多し

急な石段を下って御輿が降りてくる。

見るからに屈強。


ちなみにこちらが、長崎くんちのメッカとも言うべき諏訪神社。
(ん?メッカって宗教用語なのにこんな使い方でいいんかな??)

この日の天気は、午前中は晴れ時々曇りだったが
おくだりの後少し雨が降った。

諏訪神社の門で雨宿りする光景は「羅生門」っぽい。(芥川龍之介の)


その後はまたカラリと快晴に。

交通規制が敷かれる中、御神体をお旅所まで運ぶ。
これは牛歩戦術でゆっくり1時間半くらいかけて移動する。

小さい子を連れて歩くのは大変そう。
この行列の中で一番偉い人はたぶん彼女(彼)らだ。


この日ばかりは電車も車も通さない。


出店が居並ぶ中を。


「お旅所」にゴール。

 



  庭先回り



会場でのパフォーマンスを終えると、次の会場へと向う。

その日の会場コンサート(?)がすべて終わると、

今度はロードに出る。これを「庭先回り」と呼ぶ。

時間がなかったので庭先回りはじっくり見られなかったが、

さいわい龍踊りの庭先回りを見ることができたので、その様子を。


クリックで拡大

庭先回りだと、写真のように
近距離から見ることができるのでまた違った迫力がある。

見物客が大勢群がってたりするのもポイント。
雰囲気がまた一段と盛り上がる。

龍踊りは特に人気があって、取り巻きの数がひときわすごい。


こんな至近距離で見られる。


怪獣映画の一場面のようだ。

こういうのが市内中心部周辺を巡回しているので、

おくんち期間中の長崎はとても面白い。

 



  新大工商店街にて



これはたしか後日(9日)の庭先回りの様子。

かみさんと梢と3人で新大工商店街に行くと
ちょうどオランダ船が来るところだった。

すごい混雑。

すると、反対側からは龍踊りもやって来るではないか。

ものすごい人ごみなので、すれ違うのは大変。

龍の移動風景。

帰りに、お気に入りの新大工のカキ氷屋さんによった。

おくんちの日まで営業しており、この日が最終日だ。
(か、その次くらいで)

うまー。



 

⇒ 長崎くんち(基礎編)


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2006.10